アラジン -T君初めてのディズニー映画-
原題:Aladdin
制作年:1992年
制作国:アメリカ
監督:ジョン・マスカー
声の出演:ロビン・ウィリアムズ(ジーニー)
Y:さて、いかがでした?初ディズニー映画。
T:あの〜安心して観れた。難しいね、話をするのが…印象に残ったシーンでいこうかな。そうねぇ……
シーンというか、一番印象的だったのは
ジャスミンの顔。
Y:好み?
T:好みとかっていうよりは、凄くこう、さぁ、女っぽい顔するよね。若いのにね。
何て言うのかな…表情が妖艶な感じ。目の演技に色気があるって言うの?悪く言えば男を誘っている感じ。
日本的な感覚とは違うのかなって思った。ほら、日本的なアプローチで行くと
“恋する可愛い女の子”
的な感じになるのよね。俺のイメージ的にね。
彼女の場合逆というか…。
Y:逆?
T:普段子供っぽいじゃない。破天荒だしワガママだし。それが恋愛のシーンになると
女性なの。
女なの。
決して “女の子” じゃないのね。とにかく大人っぽいな、と。特に表情がね。
Y:微塵も考えたことがなかったよ。
T:ジャスミンの感情的なものや人柄を推し量るには出番が少なかったかな。だから余計に他に残る印象が少ないのかも。基本恋愛ムードのシーンが多いから。あの子。
あとはね、この映画ってキャラクターについてもっともっと深掘りしたくなるの。それだけ魅力的ってことなんだけど…あの青いおじさんもそうだし、アラジンもそうだし、ジャスミンもそうだし、キャラクターが凄く魅力的だなって思った。
もっと色んな場面を見たかったなって思う。まあ、そこは尺の問題があると思うのであれだけど。展開が早すぎた気もするけど、あのテンポじゃないと間延びしちゃうかもしれないから難しいところだね。
ただ、アラジンがジャスミンと魔法の絨毯で夜の街をデートした後ソッコー捕まるじゃない?彼女を送り届けた後幸せな気分で地上に降りてすぐだよ。あれは本当に同情した。
もうちょっと幸せ気分に浸らしてやれよ…
可哀想過ぎだろ…
って。
Y:久々に見て、こんなに短かったっけ?と思ったけど子供には丁度良いかもね。
T:そうね。子供からすると「ちゃんと見たな」って感じがすると思う。
物語の骨格を大事に浮き彫りにして、無駄な物をそぎ落として、あの時間あのストーリーだったのかなって思う。
ま、そんなところ。
Y:まだ青いおじさんって言ってる…。
映画のお供
麹だけでつくったあまさけ