T君のめがね

T君の映画の感想の記録と日常のあれこれを時々書いてます。映画のネタバレNGの方は見ない方が良い…かも?

カンパイ!世界が恋する日本酒

原題:Kampai! For the Love of Sake
制作年:2015年
制作国:アメリカ・日本合作
監督:小西未来
出演:ジョン・ゴントナー、フィリップ・ハーパー、久慈浩介

:思うところが沢山あった映画かな。
まず印象的だったのは、作業している姿の美しさ。ほら、手作業が多かったじゃない。混ぜたり撒いたりならしたり。


:動きが美しかったの?


:儀式的に見えるって言うのかな…。あの緊張感の中で決められた作業を淡々と繰り返すというのが、何とも神聖で美しいのよ。職人の作業って、ジャンル問わず惹かれるものが多いな。

みんな情熱があって、背負うものがあってやっていること、やってきたことが知られる・認められる・評価されるというのはとても嬉しいと思うし、モチベーションが上がるよね。


:情熱って大切だよね。皆さん本当に日本酒を愛してた。


南部美人の若返りの話があったじゃない?
あれはねぇ、自分の会社に置き換えずにはいられなかった。

“新しい事に挑戦しよう”という動きに対する反発

ってあるよね。伝統や旧体制を守ろうという気持ちなのか、未知への恐怖なのか…きっとどちらもあるんだろうけれど。
あの軋轢の中で新しい試みを推し進めたというのは、彼の信念に基づく行動故だと思うし、凄く誇りを持ってやっているのが伝わってきた。
これは、当初反発していた人も勿論そうだと思う。皆んながそれぞれに信念と誇りを持ってお酒造りに携わっていた。

みんなに情熱と誇りがあり
信念に基づき行動している、行動力がある。
そしてなにより日本酒に対する深い愛も。
それがやっぱり人を動かすんだな。

やる気が出る映画!

映画のお供
ウエハース(バニラ味)