リトル・マーメイド
原題:The Little Mermaid
制作年:1989年
制作国:アメリカ
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
声の出演:ジョディ・ベンソン(アリエル)
T:まずはハッピーエンドで終わって良かった。
ま、ディズニーなんでハッピーエンドだとは思っていたけど、どんな形で終わるのかなと思ってた。ほら、人魚姫って泡になって消えるから。
音楽も良かったよ。
今回エリックがアラジンで言う所のジャスミン的な立ち位置だよね。出番は少なかったけど、アリエルメインだから別に気にはならなかったかな。
Y:ジャスミン(の出番の少なさ)は気になったのに?
T:それって、男目線で観てるからかな…?
いや、俺アラジン好きだよ!頑張れ!!って思ってたし。
あと、一番共感できたのはセバスチャン。
“あ、同感”
って思うところが多かった。
ほら、セバスチャンが
「のんきだなーー」
みたいな事言うじゃない。
あれは凄く、重要だったなと思う。
Y:重要?
T:“だよね!俺の感覚間違ってないよね!?”
って確認できた。
アリエルさんぶっ飛び過ぎてて…。
人間になりたくて如何にも怪しげな魔女に力を借りに行ったり…
Y:恋は盲目なんだよ。
T:そういうもんかね。
少なくとも一目惚れだけで今の環境を全て捨てていくってのはぶっ飛んでるよ。
Y:それが恋なのさ。
T:それにしたってあの行動力には恐れ入るよ。
どう考えていたんだろうね?
Y:何を?
T:“どうやって脚を手に入れよう”とか
“どうやって地上で暮らしていこう”とか。
Y:考えてなかったんじゃない?
T:あ、やっぱ?
だとしたら凄いよね。
人間の世界へ行く事を夢見ていて叶っちゃってるんだもん。これはある意味自己啓発かもしれない。
“イメージし続けたら実現しちゃった”
ってやつ。あるじゃん。
ところでさ、 人魚の時のアリエルって生臭くないのかな?…そういうのを気にするってディズニー的によろしくないのかなと思って気にしないようにしたけど、光物が苦手な俺としては言うだけ言っておきたかった。
Y:あ〜T君うるさいもんね。ディズニーだし無臭だよ。寧ろ良い香りだよ。
T:そぉ?
あ!あと、アースラにアリエルとエリックが2人で立ち向かって行くのが良かった。どちらかが待っているんじゃなくてね。
特にエリックが海に行ったのが凄いなと。ほら、人間が海の中でって大変じゃん。不利だし。
あれ、実写だったら加山雄三だな。
映画のお供
温泉水99(ミネラルウォーター)