ミックマック
原題:Micmacs A Tire-larigot
制作年:2010年
制作国:フランス
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:ダニー・ブーン
アンドレ・デュソリエ
二コラ・マリエ
T:あの…ストーリーもそうだし、演技とか映像の雰囲気がコミカルで洒落ていて凄く好きな映画。
Y:…。
T:…。
Y:…………あれ?それだけ?す、好きなシーンとかは?
T:そうねぇ…好きなシーンは最後におじいさんが作った機械で服が踊っているシーン。
Y:え。まさかの最後?
T:えーそれが俺のイイ所じゃーん。
…あれっ、それっていい所なのか?
Y:何でそのシーンが好きなの?
T:羨ましいな と。出来れば俺が開発したかった。
Y:普通にくるくるまわってるだけじゃない…
T:おじいさんが機械仕掛けで作ったんだよ!! 凄くお洒落じゃない!!
分からないかなぁ??
Y:わからない。
あのぉ…もーぅちょっと何かないですかねぃ?
T:ん〜〜〜〜〜〜面白かったよ、凄く。でもあまり深く語る映画じゃないかな。
- どうやってあの復讐方法を思いついたのか
- どうしてあそこまでして復讐しようと思ったのか
- どうしてコミュニティがすんなり主人公を受け入れたのか
- そもそもあのコミュニティはどうやって成り立っているんだろうか
なーんて考え出したらキリがないけれど、それを考えるのは野暮だなって映画。
そうねぇ…ただちょっと細かいこと言うと、コメディだけど復讐劇って聞いていて、冒頭が撃たれるところから始まったじゃない?このままダークな雰囲気でちょっと切ない話になるんじゃないかって心がざわついたんだけど…
あのー…あのおじさん、コミュニティに連れて行ってくれたあのおじさんに救われた。
Y:DVDのジャケットからコメディ臭ダダ漏れだったよ。
T:でもあの冒頭からの展開に、孤独な男の復讐劇が俺の頭の中で繰り広げられていてちょっとそわそわしちゃった。
Y:冒頭と最後しか触れてない…。
T:い〜んだよそれで〜。
あ!この映画が俺の好き♡に触れた理由はね、
仲間が居て帰る家があったこと
だね!!
…なんか農耕民族みたいだな、つくづく。
とにかく雰囲気が好きで何度も見たくなる映画。
Y:サントラ欲しい。
この映画のお供
よくわからないけど美味しいハーブティー